その偶像は、きゅうり畑のかかしのようで、 ものを言うことができない。 歩くこともできないから、 人に運んでもらわなければならない。 それを恐れるに及ばない。 それは災をくだすことができず、 また幸をくだす力もないからだ」。
彼らはこれをもたげて肩に載せ、 持って行って、その所に置き、そこに立たせる。 これはその所から動くことができない。 人がこれに呼ばわっても答えることができない。 また彼をその悩みから救うことができない。
あなたがたがまだ異邦人であった時、誘われるまま、物の言えない偶像のところに引かれて行ったことは、あなたがたの承知しているとおりである。
さて、偶像への供え物を食べることについては、わたしたちは、偶像なるものは実際は世に存在しないこと、また、唯一の神のほかには神がないことを、知っている。
わざわいなるかな、 木に向かって、さめよと言い、 物言わぬ石に向かって、起きよと言う者よ。 これは黙示を与え得ようか。 見よ、これは金銀をきせたもので、 その中には命の息は少しもない。
ベルは伏し、ネボはかがみ、 彼らの像は獣と家畜との上にある。 あなたがたが持ち歩いたものは荷となり、 疲れた獣の重荷となった。
もろもろの国からのがれてきた者よ、 集まってきて、共に近寄れ。 木像をにない、 救うことのできない神に祈る者は無知である。
彼らは与えられた牛を取って整え、朝から昼までバアルの名を呼んで「バアルよ、答えてください」と言った。しかしなんの声もなく、また答える者もなかったので、彼らは自分たちの造った祭壇のまわりに踊った。
すべての人は愚かで知恵がなく、 すべての金細工人は その造った偶像のために恥をこうむる。 その偶像は偽り物で、 そのうちに息がないからだ。
その所であなたがたは人が手で作った、見ることも、聞くことも、食べることも、かぐこともない木や石の神々に仕えるであろう。
それゆえ、主はアマジヤに向かって怒りを発し、預言者を彼につかわして言わせられた、「かの民の神々は自分の民をあなたの手から救うことができなかったのに、あなたはどうしてそれを求めたのか」。
モアブが高き所に出て、おのれを疲れさせ、またその聖所にきて祈っても、効果はない。